「四季折々の日本」季節ごとの様々な行事やイベントの情報をテーマにしたブログ

勤労感謝の日、その由来と意味。そして新嘗祭とは?

2017/11/19

スポンサーリンク

画像参照:www.sankei.com

11月23日は勤労感謝の日です。

 

いつも働いているお父さんやお母さんに感謝して、

子供達がプレゼントをする、なんてことがあると

嬉しくなって

「よし、また頑張ろう!」

と思いますよね。

 

現実は「何それ?」みたいな目で見られたりして・・・

ウチは違いますよ、うちは。多分。

 

ではその「勤労感謝の日」の由来と意味について述べています。

 

1.勤労感謝の日の意味

勤労感謝の日は、

1948年(昭和23年)に公布・施行された国民の祝日に関する法律によると、

「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」と規定されています。

 

つまり、労働を尊いものとして尊重し、作り出された物やサービスを祝い、

お互いが感謝し合うというのが現在の考え方と言って良いのではないでしょうか。

 

2.勤労感謝の日の由来

これは「新嘗祭」という非常に大切な宮中祭祀がもとになっています。

戦後、天皇の行事・国事行為を日本国民の生活から切り離そうとする

GHQの占領政策によって作り替えられた祝日が「勤労感謝の日」となったのです。

 

勤労感謝の日の名前の由来は、アメリカにある

「Labor Day」という祝日がもとになっていると考えられます。

9月の第一月曜と定められているのですが、

しかし、由来や意味は日本の

「勤労に対する感謝の気持ち」

とは全く違うものです。詳しくは調べてみて下さい。

日本の勤労に対する感謝の念と同等に扱ってもらっては困ります。

 

意味を「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」

という趣旨にしたのは、日本国民を納得させようと日本政府が考えたものです。

 

3.新嘗祭とは

画像参照:https://www.jiji.com

農業中心の日本では、古くから神々に五穀の収穫を祝う風習がありました。

その風習が、

天皇が日本国民を代表し五穀豊穣を祝い、神への感謝を捧げる祭となったのです。

日本書紀によると飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まったとされています。

 

宮中の新嘗祭は前儀・本儀とに分かれ、本儀も夕の儀・暁の儀とがあり、

陛下を始め皇室をあげての祭儀となっています。

スポンサーリンク

天皇陛下は初穂を神様に捧げ感謝のお祈りをされた後、

初めて新米をお口になさいます。

 

歴代天皇、そして今上天皇陛下は日本国の繁栄と、

日本国民の幸せのために祭祀を粛々と続けてこられました。

 

ちなみに天皇陛下は5月に田植えをなさり、9月に稲刈りをなさいます。

これは、

「日本国民が食物にこまらないように」

と神様にお祈りする意味を込めた行事の一つです。

その収穫された初穂が新嘗祭で奉納されます。

 

新嘗祭は1872年(明治4年)までは旧暦11月の2回目の卯の日に行われていました。

1873年に新暦になったのですが、

そのままでは新嘗祭が翌年1月になってしまい、本来の意味をなさない、

ということで新暦11月の2回目の卯の日に行うことになりました。

それが1873年では11月23日だったため、そのまま11月23日に固定されました。

 

なお、全国各地の神社では現在も11月23日を

新嘗祭としてお祭りを行っているところが多くあります。

伊勢神宮や出雲大社でも儀式やイベントがおこなわれます。

 

4.勤労感謝の日はハッピーマンデーにならない

祝日を月曜に移動させて、土・日・月と3連休にする

ハッピーマンデー制度は、勤労感謝の日には適用されません。

 

なぜなら、もともとは祭日であったが祝日になった日というのは、

皇室のまつりごとの日が由来であるため、「その日」でなければならず、

動かしてしまうと意味が無くなってしまうためです。

(昭和22年、皇室祭祀令が廃止され「国民の祝日に関する法律」が施行されたことにより、

祭日はなくなり祝日に統一されています。)

 

勤労感謝の日以外にも、

2月11日「建国記念(の)日」、4月29日昭和天皇の誕生日である「昭和の日」、

11月3日明治天皇の誕生日である「文化の日」、

12月23日今上天皇の誕生日である「天皇誕生日」があります。

 

5.まとめ

最近の教育ではこういった歴史的背景や意味を教えていないのですが

(少なくとも私は学校では習っていません)これは大問題だと思います。

 

昨今の国際化の流れの中で、自国の歴史を知らない、

自国のことを外国の友人に説明できないということは恥と言えるでしょう。

 

今は神棚がないお宅も増えてきているかもしれませんが、

お米が炊き上がったらまず神棚にあげまし、

手を合わせて神様に感謝を捧げてから食事をする、

という当たり前のことの意味と大切さを今一度考える必要があります。

 

日本古来の美徳を大切に思い、本来の意味を再確認して、

勤労感謝の日であるとともに新嘗祭の日である11月23日は、

勤労の尊さ、生産の喜び、お互いに感謝をするとともに、

新米を食べる時は自然の恵みに感謝し、

自然すなわち神様にお礼を言うというのが理想ですね。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です