2018年5月18日にサッカー日本代表のメンバーが発表された。
早速「忖度ジャパン」「年功序列ジャパン」など批判が相次いでいる。
スポンサーの意向を忖度して選出されたメンバーにうつる、
今回のサッカー日本代表メンバー。
この度の選手選考を検証してみるとともに、
FIFAワールドカップでサッカー日本代表が良い結果を出すための方策を考えてみた。
忖度ジャパンは何を忖度したのか?
まず多くの意見としてあるのが「スポンサー」に対する配慮。
テレビの視聴率を気にするスポンサーや、選手を広告塔にして宣伝しているスポンサー。
テレビの視聴率を気にするスポンサーの場合、
「人気選手が出ないと視聴率がとれない」
選手を広告塔にしているスポンサーは
「うちの選手がメンバーに選ばれないと宣伝効果が・・・」
そういった思惑があることは事実。
日本サッカー協会がハリルホジッチ前監督を解任した最大の理由はここにあると言われている。
つまり、本田圭佑選手など人気のある選手を代表に呼ばない。
香川真司選手のような大手スポーツブランドの顔になっている選手を代表に呼ばない。
だからスポンサーの圧力が日本サッカー協会に働いて、資金源であるスポンサーを怒らせると収入が減ってしまうことを危惧したサッカー協会がハリルホジッチ前監督を電撃解任した、という話だ。
ことの真偽は確認のしようがないが、多くの人は「恐らくそれが真実だろう」と思っている。
SNSでの反応にも表れていて
「香川、岡崎、本田、浅野、井手口とかスターシステム炸裂だね。今の時代は人気で選ばれて良いね。いっそのこと総選挙でもやれば?」
といった意見や、
「中島翔哉が代表から漏れるということは、アディダスさんの公式オンラインストアで中島選手のナンバーが無いことから私には事前にわかっていました」
といった意見、
また
「ブンデスリーガで結果を出さず、ポリバレントでもなく、負傷明けで、メンバーが膨らむポジションだが、adidas を履いているだけで選ばれた 香川真司 。」
など。
これは、選手が悪いわけではないので、選手の批判は絶対にしてはならない。
また、スポンサーを批判するのも的外れであることは分かる。
日本サッカー協会さん、日本のサッカーはどこを目指しているのですか?
忖度ジャパンにおける本田圭佑選手
先ほど「選手の批判は絶対にしてはならない」と言ったが、
私が1人だけ違和感を感じている選手がいる。
それが本田圭佑選手。
先日放送されたNHKの番組のなかで
「ハリルのやるサッカーに全てを服従して選ばれていく、そのことの方が僕は恥ずかしいと思っている。自分を貫いた自分に誇りを持っている」
と発言。
参照:日刊ゲンダイDIGITAL
サッカーにおいての監督と選手の役割に対する私の考え方は別記事に書いてあるので、
ここでは割愛するが、この本田圭佑選手の発言はちょっと違うのではないかと思っている。
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ただ、今回のワールドカップに向けての日本サッカー協会の動きを見ていると、
「本田圭佑選手を忖度した」
と映っても仕方ないと思われる。
であるならば、本田圭佑選手のチームにしてしまえばよいのではないか?
忖度ジャパンの最終形
日本サッカー協会は全てを忖度してチーム編成をすることが一番しっくりとするのではないだろうか。
日本サッカーを強くする、とか
ワールドカップで良い結果を出す、とか
そんなことは一切考えず、
大手スポーツ用品メーカを忖度して、香川真司選手をトップ下で起用し、
本田圭佑選手を忖度して彼を1トップで使って得点王になってもらい、
視聴率を気にするスポンサーを忖度して、追加招集で久保裕也選手と中島翔哉選手をサプライズ招集して、
本田圭佑選手1トップ構想についての記事はこちら⇩
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全てを徹底的に忖度すれば、もしかしたら日本サッカーに奇跡が起こるかもしれない。
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