毎年、花粉に悩まされる方は多いとおもいますが、花粉症対策にはどのようなことが有効なのでしょうか?
今回は「花粉症対策に効果的な飲み物」について調べました。
主にお茶系が良いみたいです。
花粉症の症状改善に役立てていただければ幸いです。
お茶系
甜茶・ハーブティー・ルイボスティー・緑茶・はと麦茶
以上が花粉症対策に有効なお茶系飲み物です。
それぞれの特徴などを見て行きましょう。
・甜茶
甜茶には「ポリフェノール」がたくさん含まれています。
この「ポリフェノール」は、「ヒスタミン」というアレルギーの症状を引き起こす物質の分泌を抑えたり、炎症を抑えたりする働きがあります。
因みに甜茶には「バラ科」「ユキノシタ科」「アカネ科」「ブナ科)」の4種類があるのですが、アレルギーに効果的と言われているのは「バラ科」の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)と言われています。
甜茶とルイボスティーは、ノンカフェインで、タンニンや甜茶ポリフェノール、ミネラル分が豊富に含まれています。
淹れ方は、甜茶、ルイボスティー、緑茶とも、煎じるように熱いお湯で煮出す方が効果的。
甘いので子供にも飲みやすく、お子さんの花粉症対策にもおすすめです。
飲み始める時期は、花粉がたくさん飛び始める2週間くらい前から予防のために飲みはじめるのが効果的だと言われています。
・ハーブティー
ハーブティーにはルイボスティーやカモミールなど、花粉症の症状に効果を発揮するお茶が多くあります。
カモミールティーは「フラボノイド」や「タンニン」などが含まれており、抗アレルギー・消炎作用などがあると言われています。
また、ミントティーを甜茶などとミックスして飲むことで、それぞれの有効成分プラス、ミントの効果で鼻の通りが良くなる相乗効果に期待。
他にも効果的なハーブティーがありますので、日替わりで楽しんでもよいかもしれませんね。
・ルイボスティー
ハーブティーの中でも特にルイボスティーは、花粉症などアレルギーの方に効果的なお茶です。
「飲む抗アレルギー薬」と呼ばれるほどだそうです。
甜茶同様、ノンカフェインで、妊婦さんでも安心。
また、便秘にも効果的で、抗酸化作用まで期待できる、とても優れものなんです。
・緑茶
緑茶に含まれるカテキンは粘膜保護成分が含まれています。
カテキンは殺菌効果に優れていると言われていてインフルエンザ予防の効果も期待できます。
ただし、緑茶にはカフェインが多く含まれていること、必要な量のカテキンを緑茶だけでまかなおうとすると、日2リットルほど飲まなくてはならないこと、などのことから、緑茶だけに頼ってはいけません。
茶葉を粉末にして料理に使ったり、ふりかけにするのも良いですし、普段飲むコーヒーを緑茶に変えるなどして、ストレスなく飲めるようにするのが良いですね。
・はと麦茶
はと麦茶にもヒスタミンを抑制する働きがあることが近年わかったそうです。
また、はと麦茶には、美肌成分等も含まれているそうですから、花粉症対策と美肌効果で一石二鳥です。
その他飲み物
・乳酸菌飲料
乳酸菌飲料は腸内環境を整える効果があり、免疫力向上、免疫系等のバランス改善につながります。
ヒスタミンの過剰な分泌が抑制されるので、花粉症の症状の緩和に期待できます。
生きて届かなければ意味がない、と言われることもありますが、仮に胃酸でやられてしまったとしても、死んだ乳酸菌は腸の中で善玉菌の「食料」となり、善玉菌を増やす役割を果たしますので、摂取したいですね。
・しそジュース
シソに含まれるポリフェノールが花粉症の症状を和らげます。
青ジソより赤ジソのほうが、より効果が期待できるのですが、赤ジソには抗アレルギー作用があることがわかり、近年では花粉症予防のハーブとして知られているそうです。
・じゃばら果汁ジュース
【じゃばらとは】
かぼすやすだちのような、小ぶりで緑色の柑橘類。
主な産地は、和歌山が収穫量約70%で、愛媛、三重の3県。
フラボノイドやビタミンC、カロチンやビタミンB群が豊富に含まれ、酸味が強くまた、香りもかぼすやすだちよりも濃いそうです。
最近では花粉症対策に効果があることで有名になっています。
なかなか手に入り難いじゃばらですが、通販などでは果汁ジュースを手に入れることが出来るようになってきました。
まとめ
食事中や休憩時間に飲む飲物を意識的に、甜茶、ハーブティー、ルイボスティー、緑茶、はと麦茶あるいは乳酸菌飲料、シソジュースなどに変えてみてはいかがでしょうか。
また、じゃばらの果汁をしぼってジュースにしたり、料理に使えば更に効果が期待できますね。
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