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節分とは?由来や意味・豆まきや柊鰯、恵方巻まで徹底解説

2018/01/28

毎年、豆まきや恵方巻をほおばって食べている「節分」。

この「節分」にはどのような由来や意味があるのでしょうか?

 

なぜ豆まきをするのでしょう?恵方巻を食べるのはなぜ?

また、柊やイワシにはどういう意味があるのでしょうか?

 

そんな疑問について調べました。

 

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「節分とは」

一般的に節分というと2月の初め頃、というイメージがあります。

なぜ2月の初め頃、という曖昧な表現をするかと言うと、

日付がはっきりと決まっている訳ではないからです。

 

節分というのは立春(大体2月4日頃)の前日を言うのですが、その立春が2月○日とハッキリと決まっていないからなのです。

 

立春についてはこちら

 

ただ、1985年から2024年ごろまでは2月3日が節分の日になりますので、

2月3日が節分、と覚えていてもいまのところは差支えないですね。

 

節分は、元々は各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことを指していましたが、特に立春の前日を指す場合がほとんどになったのは江戸時代以降です。

 

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「節分の由来や意味」

節分の由来は、平安時代から行われている宮中行事、

「追儺(ついな)」がもとになっています。

 

この追儺(ついな)というのは、大晦日(旧暦12月30日)に行われる

鬼払いの儀式で、鬼の面をかぶった鬼役の人を追い払い、厄払いをする行事で、

706年に始まったという記録があります。

 

昔は「季節の変わり目には邪気(鬼)が生じる」と考えられていて、

その邪気(鬼)を追い払うための悪霊払いが行われていたんですね。

 

室町時代には「桃」には厄除けの力があると信じられていて、

鬼を桃の枝で追い払っていたそうですが、

やがて炒った豆で鬼を追い払うようになりました。

 

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「節分で豆まきをするのはなぜ?」

室町時代は桃の枝で鬼を追い払っていたのですが、

炒った豆を使うようになったのはなぜでしょうか?

 

昔の日本の伝説で、

「鞍馬山の鬼退治に炒り豆で鬼の目を打ち、災厄を逃れた」

という話があり、それがもとになっているようです。

 

豆には「生命力と魔よけの力がある」と信じられていて、

「魔目(まめ)」を鬼(魔)の目に投げつけて鬼(魔)を滅する「魔滅(まめ)」に通じる語呂合わせで、鬼退治に豆まきをするようになったとか。

 

「炒った豆を使う理由」

節分でまく豆は、旧年の厄を抱えてまかれるため、芽が出てしまっては

厄が復活するので困る、という説と

 

昔の話で、人喰い鬼がいて困った人達が神様にお願いしたところ、

神様が鬼に

「この豆の芽が出るまで人を食ってはならない。」

と言って炒った豆を渡したところ、鬼も

「芽が出れば人を食っても良い。」

ということでこれを受け入れた、

という伝説に由来するという説があります。

 

どちらにしても炒った豆を使わないと、

芽が出てしまって庭が

「ジャックと豆の木」状態になりかねませんので

困ったことになるのは間違いないでしょう。

 

豆をまく時の掛け声は

「鬼は外、福は内」というのが一般的です。

 

これは『臥雲日件録(瑞渓周鳳)』によると、

「1447年に「鬼外福内」を唱えた」

と記されていますので、

この頃から500年以上続いているのですね。

 

例外的に「福は内、鬼も内」という掛け声の地域もあります。

 

鬼頭さん、九鬼さん、鬼塚さんはじめ、

「鬼」が付く苗字のかたが家に入れなくなると困りますもんね。

 

「年の数、豆を食べる理由は?」

豆をまき終えたら、それぞれ年の数(数え年)豆を食べます。

年の数プラス1個、という所もあります。

 

これには理由があって、

火で炒り、邪気を払った豆は「福豆』と呼ばれ、福を年の数だけ入れることで

次の年の健康を願ったということです。

 

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「節分に柊鰯のなぜ?」

節分の日に、玄関のところにイワシの頭を柊にさして掲げる地域もあります。

主に関西圏に多いようですが、東日本でも地域によっては行われているようです。

 

これは、鬼は鰯の焼いた臭いが嫌いで、近づいてきたとしても柊のとげが鬼の目を刺すため、

「鬼除け」になるからだそうです。

 

他には臭いで鬼を追い払うために、ニンニクやらっきょを使う所もあります。

 

海外でもドラキュラを追い払うためにはニンニクが効くので、

臭いで鬼や魔を追い払うのは万国共通のようです。

 

「節分で恵方巻を食べるのはなぜ?」

節分と言って忘れてはならないのが「恵方巻」。

 

実は「恵方巻」という名称はセブンイレブンが名付けたそうです!

 

もともと節分の日に巻寿司をまるかぶりするという風習は

大阪のごく一部で行われていただけで、

「丸かぶり寿司」と言われたいました。

 

起源も定かではなく、

「大阪の海苔卸の組合が、海苔を売るために仕掛けた」

「大阪の鮨屋の広告がはじまり」

など、諸説あります。

 

ただ、大阪の一部地域で行われている丸かぶり寿司を

「恵方巻」と名付けてキャンペーンを行い

全国的に有名にしたのはセブンイレブンで間違いないようです。

 

ま、楽しければ起源なんて関係ないと言えば関係ないですね。

 

「方角・恵方」

2018年の恵方は南南東。

理由も誰が決めたかもわかりません。

とにかく南南東です。

 

というのも無責任なので、恵方の決め方を調べてみました。

 

恵方はその年に「歳徳神」のいる方角で、

その方角に向かって事を行えば、万事に吉とされるそうです。

 

歳徳神というのは、陰陽道で「その年の福徳を司る神」。

歳徳神がいる方向というのはその年の干支によって決まります。

 

「食べ方」

まず、太巻き寿司を一本用意します。

具は7種類が理想です。

これは七福神にあやかります。

 

縁が切れたり、福が途切れたりしないよう、包丁で切ってはいけません。

 

願い事をしながら、黙って、黙々と食べます。

しゃべってはいけません。

福が逃げてしまいます。

 

一本丸ごと完食します。

残してはいけません。

「お腹いっぱい」などという泣き言は許されません。

 

想像すると異様な光景ですね(笑)

 

まとめ

節分と一口に言っても、

昔からの日本の伝統行事と

近代になって新たに加わった行事とミックスされて

進化しています。

 

海外から入ってきたイベントも楽しいですが、

日本古来のイベントもまた楽しいものですね。

 

 



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